平成の最後となる統一地方選挙の知事選・道議選の投票日となった4月7日(日)は、肌寒さは感じつつも晴天の選挙日和となった。
小樽を囲む周辺の山々にはまだ雪が多く残っているが、市街の屋根や道路からは雪が消え、市民は三々五々と投票所に出向き、一票の権利を行使していた。
《 知事選 》
3月21日に告示された知事選は、30代と40代の若き新人の与野党対決となっている。立憲民主・国民民主・共産・自由・社民の野党5党が推薦の元衆院議員・石川知裕氏(45)と、自民・公明・大地の与党推薦の前夕張市長・鈴木直道氏(38)の新人2氏が、17日間の選挙戦で激戦を展開しており、7日の投票結果が注目されている。
《 道議選 》
3月29日に告示された小樽市選挙区(定数3)の道議会議員選挙には、5氏が立候補したが、実質的には政党所属の候補者4人による争いとなっており、今回も前回の僅差での厳しい戦いを再現しており、結果は最後の票が開くまで予断を許さないものとなっている。
自民2、立憲1、共産1の4人の争いで注目されるのは、自民現・八田盛茂、立憲現・川澄宗之介、共産現・菊池葉子の3現職に自民前・佐藤ただひろが何処まで迫るか、道議選の地図が大きく変わる可能性がある。自民が2議席を確保できるのか、立憲と共産が引き続き議席を確保し、3党で分け合うのかが注目されている。結果は今日の夜半に判明する。