小樽歯科衛生士専門学校(稲穂2・加藤友一校長)は、4月6日(土)13:00から、グランドパーク小樽(築港11)5階銀河の間で、2019年度入学式を挙行した。
小樽出身者11名をはじめ、後志・札幌・恵庭・日高などから、昨年よりも2名多い、歯科衛生士を志す第53期生23名が入学。
同校は、1966(昭和41)年に創立され、53年を迎える伝統ある歯科衛生士養成校で、これまで1,600名を超える同窓生が、全国各地で子どもから高齢者までの歯科保健医療の向上に貢献している。
2年目の後期から国家試験対策を充実させ、細やかな指導で、国家資格には全員合格。高い就職率を誇る。
式では、迫俊哉小樽市長をはじめ、北海道歯科医師会・藤田一雄会長、来賓、学校関係者、保護者、在校生32名が出席し、歯科衛生士として決意を新たにした新入生を祝福した。
加藤校長は、「本校の教育理念は、人間性豊な歯科衛生士として、地域の保健医療に貢献できる医療人を養成する。愛と知と技を備えた。とある。53期生の皆さんは、3年間で愛と知と技の3つの言葉が指し示す意味を充分に考え、地域歯科保健に貢献できる医療人となるよう努力を続け、知識の技術を充分習得し、愛情豊な歯科衛生士として、様々な分野で活躍されるよう期待する」とエールを贈った。
これを受け、新入生代表・高田優菜さんは、「伝統を傷つけないよう、学則を守り、学業に励み、教訓を胸とし、歯科衛生士として立派な社会人となるよう努力することを誓う」と宣誓した。
小樽歯科衛生士会・市村昌久会長は、これまでの変遷を振り返り、「皆さん1人1人が、自分の目指す夢の実現に向けて、先生方や級友と積極的にコミュニケーションをとり、豊な人間形成を養い、3年後に輝かしい歯科衛生士になってもらいたい」と述べた。
迫市長は、「口腔保健の向上に貢献してきた歴史ある学校に集い、共に学び、歯科衛生士として活躍されることを心より期待している」と祝辞を述べた。
在校生を代表して、鈴木陽奈さんは、「資格を取得するということは、自らに対する厳しさを持ち、積極的に学ぼうとする姿勢が重要であると痛感。本校の学生には、周囲を思いやる優しい心がある。ここにいる仲間と共に助け合い、充実した学校生活を築き上げていきましょう」と歓迎し、校歌を全員で斉唱した。
入学式後、同じ会場で15:00から、2年生を対象に戴帽式が行われた。
◎小樽歯科衛生士専門学校HP
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