樽工OBと未来創造美術部 楽画会展


 小樽工業高校OBと小樽未来創造高校美術部の合同展「楽画会展」が、3月27日(水)から31日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開催されている。小樽未来創造高校になってから初めての展覧会となる。
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 第17回目となる今回は、卒業生とその子ども6名、同美術部15名の油彩・水彩・色鉛筆・鉛筆画・イラスト等30点を展示している。
 初日当番の吉野有咲さん(1年)は、人物画を中心に制作活動を行い、自分の心を絵に表現した「迷路」(高文連佳作)と「窮屈」を出展。今後は、空などの風景画にも挑戦し、色々な色を混ぜて使って描きたいそうだ。
 同じく当番の和田梨々花さん(1年)は、「一輪の花」と題して心象画を出展。今後は、自然を題材にした絵にも挑戦したいという。
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 同部は、現在、3年生を入れて18名。高文連に出展する作品作りに取り組みながら、同OB合同展作品制作と同時進行させ、皆がそれぞれに意欲的に頑張っている。
 OBの作品では、北運河や島武意海岸、青い池の風景を色鉛筆で描いた土田和哉さん、人物や富岡教会を油彩画で発表した石塚勝さんなど、どれも丁寧に描かれている。
 吉野さんは、「見たことのない色々な技法を使い、高校生には見られないテクニックや色使いが上手」と感心し、「現役の学生とOBとの違いを、会場で見つけ楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけた。
 第17回楽画会展 3月27日(水)~31日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー 入場無料
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