北運河地区の活性化に!300万円寄贈


 小樽を代表する観光名所・小樽運河をボートで周遊する小樽運河クルーズの運航事業を行う合同会社カナルボートは、北運河地区の活性化にと、小樽市に300万円を寄贈した。
canalboat1.jpg
 これを受け、3月29日(金)14:30から、市役所(花園2)2階市長応接室で篤志表彰を行い、同社代表社員の株式会社小樽観光振興公社明井隆生代表取締役と有限会社カラットマリンシステム菊地透代表取締役、株式会社マリンウェーブ小樽角野章代表取締役専務、同監査役の小樽商科大学海老名誠特任名誉教授が出席。迫俊哉市長から菊地代表に表彰状が贈られた。
 小樽観光振興公社・カラットマリンシステム・マリンウェーブ小樽の3社は、同大学の協力支援を受けながら、産学官連携事業として小樽運河を周遊するクルーズを運航させようと、2012(平成24)年に合同会社カナルボートを設立。
canalboat2.jpg
 同年から小樽運河や港内を周遊する約40分間の小樽運河クルーズの運航を開始。当初は夏期のみの運航を、2014(平成26)年から通年運航に変更。外国人観光客など、年々乗船客が増加し、小樽の観光に定着してきた。
 今後の課題となる北運河地区の活性化の事業に役立ててもらおうと、300万円の寄附を決定した。
 迫市長は、「北運河の発展のために、何が必要か検討し、有効に使わせてもらいたい。海上観光は小樽にとって強く、観光振興のために頑張っている」と感謝した。
 菊地代表は、「通年営業となり、通年雇用できるようになった。冬のアクティビティに活用してもらっている。地元出身者を採用し、今後も小樽市と協力していきたい」と話した。
 小樽運河クルーズ
 関連記事