認定子ども園いなほ幼稚園 4/1開園


 学校法人小樽学園いなほ幼稚園(稲穂3・本間公祐理事長)は、昨年10月から新園舎の建設を開始し、3月22日(金)に落成式を行った。4月1日(月)から、0~2歳児13名・3〜5歳児58名の71名で、幼稚園型「認定子ども園いなほ幼稚園」(稲穂4・伊井千香子園長)としてスタートする。
 遊びや様々な活動を通じて、ひとりひとりの好奇心や探求心を大切に「生きる力」を育む保育を心掛ける。
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 3月25日(月)10:00~14:00に園児家族や近隣住民らが続々と訪れ、内覧会が行われた。建築面積は380.20㎡。定員120名。
 1階には、職員室や0歳児・1歳児・2歳児保育室を設置して、見守りやすい環境に。
 2階では、ステージ付きのホール・図書コーナー、調理室と下処理室を完備。食育の一環で、調理する様子も子ども達に見せることができる。子育て支援室もあり、大人用の車椅子対応トイレを1・2階に設置。
 3階の出入口は園庭に直接通じている。仕切りがなく広々とした3〜5歳児の保育室があり、日差しが降り注ぐ明るい空間となっている。
 明るい印象の中に優しい雰囲気を創出している各部屋のサイン(案内板)は手づくりで、同園と関わりが深い作家・Ku-min(クーミン)氏が手がけた。
 また、昨年9月に発生した胆振東部地震後に起きたブラックアウトの教訓を生かし、電源自立型ガス空調システムを導入。冷暖房に対応でき、停電時はバッテリー電源で運転を開始し、空調・照明との継続使用が可能となる。


 幼稚園の機能を維持させ、保育所機能を新設した幼稚園型のこども園として、多様なニーズに対応。延長保育を充実させ病時保育を新設。子育ての不安を安心へ、子育て相談室の設置と一時保育も可能とし、子育て支援に対応。
 本間理事長は、「これまで幼稚園だったが、0歳児・1歳児・2歳児と3歳・4歳・5歳と一環した教育ができる施設として、新しく生まれ変わった。幼稚園が母胎となり保育所として預かってきた子ども達が3歳になると幼稚園と同等の教育を受ける。
 英語・理科・空手等、専門家が揃い、自分達で考える力を身に付ける教育を継続する。明るくて広々とした園内は、のびのびと元気に走り回り、楽しいと思ってもらえる幼稚園に。お母さんにとっても町中にあり利用しやすく、より深い愛情を子ども達にかけてあげられるようサポートしていきたい」と話した。
 学校法人小樽学園いなほ幼稚園HP