写真愛好家5名が集う「フォトrファイブ」の写真展が、3月6日(水)から10日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開かれている。
小樽写真研究会に所属する渡邊眞一郎さんは、6年前に都通り商店街の写真を一緒に撮影する人を募り、同会の宮崎裕幸さん・初心者の安房啓子さんと菊池順子さんが集まり、「フォトrフォー」としていた。
今年から小林好江さんが新加入して5名となり、「フォトrファイブ」に改め、さらに5回目の写真展となる。
特にテーマを決めずに、日常の風景や撮影したいもの、発表したいものを、それぞれがカラーやモノクロ、A3~A4サイズで自由にプリント。
それぞれの個性を活かして130点を展示、訪れる人の興味をそそった。
今回案内ハガキに掲載されている写真は、昨年、安房さんが友人4人とシンガポールに旅に出かけた中の1枚。
屋上のプール「マリーナ・ベイ・サンズ」を望遠で撮影。プールで寛ぐ人や外国ならではの写真が並ぶ。旅を楽しんだ安房さんは、笑顔で様子を語った。
渡邊さんは、マレーシアの首都クアラルンプールのカンポン・バル駅周辺での写真を出展。ここを撮影してほしいと依頼され出かけてきたという。
モノクロの中に、鮮やかな花のカラー写真を展示した宮崎さん、優しいブルーが印象的な菊池さん、新加入で常にカメラを持ち歩いている小林さんは、小樽や札幌など騒音と油や鉄の匂いが漂う重機を被写体に、躍動感溢れる写真が並んでいる。
安房さんは、「メンバーも増え、レイアウトもこれまでにはなかった発想で、目を引くと思う。この機会に足を運んでいただきたい」と話した。
フォトrファイブ 3月6日(水)~10日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー 入場無料
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