北海道各地で冬型の気圧配置が緩み、3月並みの暖かさとなった。小樽でも、2月19日(火)から21日(木)の3日連続で、最高気温3.7℃を記録。日差しの暖かさを感じ、一気に季節が進んだ。道路には大きな水溜りができ、歩行者は泥はねに気をつけながら慎重に歩いていた。
積雪は、2月7日(木)に92cmとなり、その後、除々に溶け、20日(水)に69cm、21日17:00で63cmとなった。
小樽雪あかりの路が開幕した8日(金)は、寒波に見舞われ、観測史上最強の寒さとなった。1日を通して氷点下13℃前後に留まり、最高気温でもマイナス10.8℃・最低気温マイナス13.6℃を記録し、数日間寒さが続いた。
15日(金)にやっとプラスの気温になる時間帯もあり、現在、この時期としては暖かい日が続いている。市内では、屋根などからの落雪で被害が出ている。
明日も晴れ間が広がり、気温はマイナス1℃から4℃まで上がる見込み。札幌管区気象台は、雪解けによる落雪や雪崩に注意を呼びかけている。
◎アメダス 2月21日小樽