北海道小樽未来創造高等学校(最上1)は、2月18日(月)13:30から体育館で、FMおたる公開録音「小樽を語る 未来を語る」が開催され、同校1年生153名が参加した。
FMおたる・村岡啓介局長が司会を務め、札幌よしもとポップカルチャータレント・大林宜裕さん、2018年度ミス小樽・村上千草さん、市民活動グループYoung Ship代表・渋間靖さん、雪田悠生・横山龍星・金澤綾莉・松田優衣さんが生徒を代表し、パネリストとして参加した。
同校の1年生を対象に、今年4月から総合的な学習の時間を活用して、授業「小樽学」を開講(年間35時間)。食や観光などの教育資源を活用した産業教育、地域の高等教育機関と連携し専門性の高い学習活動、地域の文化や歴史について知識や考え方を学ぶことを目的としている。
これまで、小樽の歴史や建造物について、講師を招いた講習会・フィールドワーク・小樽商科大学の協力で、ソウルフードの小樽あんかけ焼きそばの調理実習・大学生を講師に、小樽の駅前再開発を考えるワークショップ等を展開。小樽の最大イベントおたる潮まつりの歴史を学んだ上で、悌団「小樽未来ひろげ隊」を結成してねりこみも体験した。
本日は、1年間学んだ成果のまとめとして開催され、小樽について語ってほしいとの依頼に、ラジオ局ならではの公開録音に至り、パネリストが小樽や未来について意見交換した。
どんな小樽にしたいかの質問に、大林さんは「芸能が強い町にして、小樽の未来を盛り上げたい」と語り、村上さんは「自分の人生を楽しむ大人をいっぱいにしたい」、渋間さんは「やりたいことができる環境のある小樽、活動しやすい小樽になれば新しい小樽ができる」と答えた。
人が集まるには、どうすれば良いかの質問に、生徒の横山君は「芸人を増やし面白いものがあれば観たい」、金澤さんは「学生が遊べる施設がないので、地域の人が集うイベントがあればいい」、松田さんは「小樽を活性化させるために、いろいろな所に小樽の情報を伝えたい。SNSを使って発信したい」、雪田君は「交通の便が悪く住みづらい。まずは住民が住みやすい町にしてから、観光に力を入れるべき」と述べた。
この授業の様子は、3月2日(土)8:00からFMおたるで放送予定。
◎FMおたる
◎北海道小樽未来創造高等学校