北海道小樽未来創造高等学校(最上1)は、2月14日(木)・15日(金)17:00から20:00まで、あかりの路会場としてロウソクの灯をともし、プロジェクションマッピングにも挑戦。生徒や通行人の目を楽しませた。
同校は、北海道ふるさと・みらい創生推進事業の一環で、高等学校OPENプロジェクト研究指定校15校のひとつに選ばれた。平成30年度から3年間、地元企業から即戦力として求められる生徒の育成及び生まれ育った街への愛着心の育成を目的としている。
地元のイベント・小樽雪あかりの路に関わることで、郷土愛を育成し、地元の活性化に取り組んでいる。
会場のコンセプトは「灯と映像のマリアージュ」。1年生全員160名が、紙コップに模様や文字を模り工夫を凝らして、ロウソクをともす台を製作。それぞれのセンスを生かしたロウソク台が完成した。
15日(金)17:00から、建設システム科と機械電気システム科の80名のロウソク台が使用され、約180個のロウソクが校門周辺にともされ、幻想的な光景に包まれた。下校する生徒達は、揺れるロウソクの灯を眺めていた。
また、第1弾目となる初の試み、プロジェクションマッピングに挑戦し、部室棟の壁に映像が映し出された。試作も兼ねて行われ、小樽の祭りや風景を紹介した映像が、暗闇の建物の壁に鮮やかに映し出された。
プロジェクションマッピングとは、コンピュータで作成したCGとプロジェクタ等の映写機器を用い、建物等に映像を映し出すもの。
今後は、小樽運河周辺の建造物の壁で、プロジェクションマッピングが楽しめる企画を考案中だ。
近隣住民の夫婦は、「素晴らしい。来年は地域も協力したい」と話していた。
◎北海道未来創造高等学校
◎小樽雪あかりの路