高さ約20mの屋根の雪おろし 金融資料館

 2月13日(水)の休館日を利用し、日本銀行旧小樽支店金融資料館(色内1)正面玄関の屋根の雪おろしが8:30から行われた。毎年2月のこの時期に行われ、通りすがりの観光客は、珍しそうに見入っていた。
 屋根の雪おろしは、豪雪地方の冬の風物誌のひとつとなり、ここでは、建物の保護や周辺の通行人の安全を確保して作業を実施している。
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 1月から氷点下の真冬日が続き、2月に入ってらかも厳しい寒さの中、13日もマイナス6℃前後を記録。そのためか例年より雪は少ないが、屋根は厚い氷で覆われ、作業は難航した。
 株式会社大忠安藤建設(安藤忠吾郎代表取締役会長)と、株式会社佐々木創建(佐々木優代表取締役)の作業員とガードマンを含めて7名が作業に従事。
 高い作業に慣れている鳶職2名が、命綱を付けて28mブーム付き高所作業車のバケットに乗り、地上約20mの屋根の雪をスコップで降ろし、電動ピックで氷を割った。氷は地面に勢い良く落ち、粉々になって散った。
 佐々木代表取締役は、「暖かくなる前のこの時期に雪おろしをしなけらばならない。安全には気をつけている」と話した。
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