天狗山夜景と小樽雪あかり路の共演を体感できる準メーン会場の小樽天狗山会場では、連日、外国人観光客で賑わっている。
標高532.4mの同山は、小樽のシンボル的存在で、北海道三大夜景の一つに数えられ、展望台からの夜景スポットは、国内外の観光客に親しまれている。冬はスキー場として、ダイナミックなコースでスキーやボードを楽しむ人々の姿も見られる。
3連休最後の2月11日(月)は、まずまずの夜景日和となり、夜景と雪あかりの共演を見ようと、大勢の人が訪れ、バスもロープウエイも臨時便を出して対応した。18:00過ぎ、山頂駅では、ロープウエイを待つ人の列が外にまで続いていた。
山麓では、雪だるまや”天”の文字など雪のオブジェが出迎えた。山頂の天狗のかまくらには、鼻なで天狗さんやメッセージキャンドル。雪の灯篭から雪あかりの参道沿いに歩くと、幻想的な天狗神社に到着。途中、ここにも”天”文字が点っていた。
昨年よりも雪を多く積み上げた展望台を設置。展望台への道沿いに灯を灯し、夜景が一望できる撮影スポットとして、ハートのオブジェと共に観光客をもてなしている。
天狗山営業所の吉江翼さんは、「山頂は、山の風も強く、ロウソクの灯が消えないように工夫するなど、夜景と雪あかりのコラボレーションをぜひご覧いただければと思う。スタッフ一同、お待ちしています」と話した。お得なバスセット券も用意されている。詳細は0134-25-3333 中央バス小樽ターミナル。
小樽天狗山「冬の小樽夜景と雪あかりのコラボレーション」
2月8日(金)~17日(日)点灯時間17:00~21:00
◎小樽天狗山ロープウェイ・スキー場
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