1月29日(火)9:30から、小樽観光協会(西條文雪会長)は、胆振東部地震の被災者を応援しようと、小樽に泊まって被災地を応援しよう「北海道応援プラン」事業により集まった義援金313,684円を、日本赤十字社小樽市地区長である迫俊哉小樽市長に手渡し、贈呈式を行なった。
この義援金は、直ちに、日本赤十字社北海道支部へ送金され、北海道災害義援金募集委員会において、被災地へ全額配分される予定だ。
9月6日(木)に、地震規模M6.7・最大震度7の地震が発生。西條会長や同協会事務局・永岡朋子さんらで、何か力になることをしようと案を練り、9月14日(金)~12月31日(月)で、「北海道応援プラン」と題し、1泊朝食・1泊素泊まり等を低料金で設定。同プラン利用の宿泊客1名から1泊ごとに100円を集めた。
グランドパーク小樽・ホテルノルド小樽・小樽運河前ホテルソニア・ホテルトリフィート小樽運河・ホテルノイシュロス小樽・小樽朝里クラッセホテル・ウインケルビレッジ・Otaru Yado・民宿潮騒の市内9施設が賛同し、ウインケルビレッジ・ホテルトリフィート小樽運河・ホテルノルド小樽・小樽運河前ホテルソニア・オーセントホテル小樽・運河プラザ観光案内所・運河プラザ2番庫・小樽駅観光案内所・浅草橋観光案内所・堺町観光案内所の10ヶ所には募金箱を設置した。
また、各宿泊施設や同協会のウェブサイト・観光案内所で告知し協力を求めた。
その結果、連携した9つの宿泊施設から852名886泊で886,000円、10ヶ所の募金箱から195,084円、東京で10月に実施された「がんばろう!北海道」「北海道 小樽・北しりべし元気だべさ」の協力企業・東京シティ・エアターミナル株式会社から30,000円の寄贈があり、総額313,684円が集まった。
迫市長は、「小樽を訪れた観光客の善意に感謝し、宿泊施設や関連施設にも感謝したい。共通の事業に取り組んだことにも意義がある。いち早く復旧に向けて頑張ってもらいたい」と述べた。
西條会長は、「地震後に何かしら協力ができればと考え、観光客数が落ち込んだため、元気になってもらいたいくて実施した」と話した。