小樽市役所(花園2)は、1月4日(金)9:00から、議事堂で平成最後となる仕事始めの式を行い、幹部職員150名が出席する中、迫(はざま)俊哉市長が年頭の挨拶を述べた。
市長は、30年続いた平成を振り返り、東日本大震災や昨年の胆振東部地震など、大きな災害に見舞われた一方で、日本の総人口が初めて減少局面を迎え、外国人観光客が3千万人を超えるなど、人口減少と国際化が進んだ時代だったと話した。
また、これからの10年間で、日本の社会が、都市集中型か地方分散型のどちらかを撰ぶ最終局面を迎えることになるといった研究者の話に触れながら、今後10年間の計画となる第7次小樽市総合計画には大変大きな意義があるという認識を示し、「ふるさと小樽をどのような街にするのか、将来を俯瞰し、強い意志を持って、経済・産業だけではなく、生活・福祉・教育など全ての分野で、持続可能なまち・活力のあるまちづくりをしていかなければならない。今年は、職員の行動力とアイデアに大いに期待する」と訓示した。