小樽市消防本部(土田和豊消防長)は、平成30年度歳末特別警戒(12月10日~31日)に合わせ、効果的な啓発活動を実施しようと、日頃から連携を図る小樽警察署(白取昇警察署長)と小樽市保健所(富岡1)の合同で、12月21日(金)14:00から、長崎屋小樽店(稲穂2)で街頭啓発を実施した。
消防本部7名・警察3名・保健所2名と小樽消防マスコット「ショウちゃん」が駆けつけ、通行人に啓発物を配布し、注意を呼びかけた。
同特別警戒は、繁忙する歳末を迎えるにあたり、火気を取り扱う際の不注意を無くし、防火管理による火災の発生を未然に防止し、義務付けられている火災報知機の一層の普及促進を図り、市民の安心安全を確保し、ひとりひとりの心がけとして火災予防をお願いするもので、毎年実施されている。
土田消防長は、「これから年末年始を迎えるにあたり、皆さんの生活も慌しくなる。そこで、火の元の不注意が発生しないよう、充分気をつけてもらいたい」と呼びかけた。
通行人や買物客に、歳末特別警戒のリーフレットで火の用心を呼びかけ、住宅火災報知機の設置を促すマスク入りの啓発物も一緒に配布した。
また、警察署では「振り込め詐欺に気をつけよう」と書かれたチラシを、保健所ではノロウイルスによる食中毒についての予防や知識を高めるチラシを配布した。
消防署では、来週に建築指導課と合同で、大型商業施設の避難経路や厨房設備等を検査する予定だ。
◎平成30年度歳末特別警戒の実施について(小樽市消防本部・小樽市消防団)
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