第21回小樽雪あかりの路(平成31年2月8日~17日)をPRするポスターがこのほど完成し、12月10日(月)15:00から消防庁舎(花園2)6階講堂で、報道関係者にお披露目され、ポスターに掲載するキャッチコーピー採用者2名に記念品が贈呈された。
10月16日から31日まで、同キャッチコピーを公募したところ、北海道内外から47名の85件という、予想を上回る数の作品が集まった。
広報部会と検討委員会の委員が集まり、厳選なる審査の結果、赤岩在住の木村祐子さん(42)「心の灯火、吹雪にのせて・・・」と、市内在住の柏木まりやさん「灯るぬくもり 煌く小樽」が選ばれた。
西條文雪実行委員長から、木村さんと柏木さんに商品券とワックスボールが贈られた。
カラー両面刷りB2版で2,500枚を作成したポスターは、札幌駅他JR主要駅、市内外宿泊施設・市内町会・学校等に配布する。
前回フォトコンテスト入賞の山田浩さん撮影の「It’s showtime」に、木村祐子さんのキャッチコピーを、実行委員会が撮影した写真に、柏木さんのキャッチコピーを掲載。観光客にイベントを最大限にアピールする効果を狙った。
西條実行委員長は、「国土交通省の手づくり郷土ふるさと賞大賞部門に選定、来年の実施に向け弾みがついた。ろうそくの灯、ノスタルジックな雰囲気で、外国人観光客も含めて喜んでもらっている。海外ボランティアも多く、国際的な観光。もっともっとPRして、多くの方に訪れてもらいたい」と期待を寄せた。
木村さんは、「灯は風が吹くと消え、浮き玉も浮き沈みして、ボランティアに点けてもらう。人の気持ちも沈むと回りの人に助けてもらい、吹雪があっても立ち上がる。吹雪と人の気持ちは同じと考えた」と感想を述べた。
柏木さんは、「小樽雪あかりの路は、寒い中、ボランティアの方が灯を灯すイメージが強く、20周年記念誌を見て、そのイメージを言葉にのせ、シンプルに表現した」と話した。
第20回目は、約48万8千人が来場し、北海道の冬のイベントのひとつとして定着している。
◎小樽雪あかりの路HP
◎小樽雪あかりの路平成30年度手づくり郷土賞に選定