国交省のグランプリ大賞!小樽雪あかりの路


granpriakari.jpg 国土交通省主催の平成30(2018)年度手づくり郷土賞(国土交通大臣表彰)の23団体に選定されていた小樽雪あかりの路実行委員会は、12月16日(日)に東京国際交流館(東京都江東区)で開かれた受賞記念発表会で、各団体による活動のプレゼンテーションを行った結果、最高賞のグランプリ2018大賞部門に輝いた。
 平成28(2016)年度からグランプリが創設されて以来、北海道内から初のグランプリ受賞となった。
 同賞は、昭和61(1986)年度に創設され、33回目となる平成30(2018)年度まで、地域の魅力や個性を生み出している良質な社会資本と、それに関わった団体の努力を表彰している。同イベントは平成16(2004)年に同賞の一般部門を受賞し、活動を充実させ、継続的に魅力ある地域の実現に努めていた。
0218yukiakari1.jpg 12月18日(火)9:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で報告会が開かれ、同実行委員会・西條文雪実行委員長をはじめ、山城副実行委員長・近藤検討委員長・安斎部会長・面野副部会長が出席。今年3月まで同事務局を担当していた新保東京事務所長もプレゼンに参加し、予算関係の質問に対応した。
 西條実行委員長は、「ほのぼのとしたノスタルジックな雰囲気のロウソクの灯が、小樽にマッチし、人の気持ちをほっとさせ感動させる。20年の実績を評価してもらい、とてもありがたく、これからの弾みになる」と期待を寄せた。
 山城副実行委員長は、「国交省が求めるポイントをプレゼンの資料にも示し、とても良かった。インフラを同まちづくりにしているか、歴史的建造物、運河、旧国鉄手宮線を舞台にしている所に大きく評価された。先輩が一般部門を受賞し、2代に渡っての受賞。運河保存運動から50年の歴史があるところにも触れた」と話した。
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 迫市長は、「最初は、運河に浮き玉を浮かべる苦労から始まり、小樽の伝統的な技術の浮き玉、ろうそくも特徴になっている」と高い評価を喜んだ。
 同イベントには欠かせない、道内で唯一のロウソク製造工場のフジ本芳川商会製のロウソクは、芯を太くして消えにくくし、雪に埋もれないように銀紙を敷き、4時間保つ特注であることも改めて振り返った。
 大賞の認定証授与式は、雪あかりの路開催中の2月15日(金)に実施予定。
 そのた大賞を受賞した団体は、伊勢川崎・町並みを川を生かしたまちづくり(三重県・伊勢市)、甦った歴史の道岩国往来(山口県・岩国市)。
 平成30年度手づくり郷土賞大賞部門「小樽雪あかりの路実行委員会」グランプリ受賞について
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