小樽市議会(鈴木喜明議長)は、12月17日(月)13:00から、市役所(花園2)第2委員会室で予算及び基本構想特別委員会(川畑正美委員長)を開催した。
立憲・市民連合 中村誠吾議員が、前市長による港湾計画改訂作業の中断と港湾整備の大幅なブレーキが、クルーズ客船岸壁の整備のスピードと時期を逸したことなどについて質問した。
函館港ではJR函館駅に近接する岸壁の整備が進み、来年からクルーズ船の接岸が可能になるとした上で、「道内の港湾整備は、毎年一定程度行われるが、港湾整備のブレーキにより、小樽港に回るはずだった整備費が他の港に回ってしまった」と指摘。
さらに2019年度のクルーズ客船寄港予定数は、函館港が小樽港を大幅に上回る見込みであり、同議員は、ポートセールスの取り組み不足など、前市長の3年半の停滞により大幅な遅れを取ったことを糾弾した。
迫(はざま)俊哉市長は、「函館は市長によるトップセールスを展開し、クルーズ客船寄港が随分増えている感じだ。
これは都市間競争であり、国の予算なども函館に随分投入されたと思う。釧路も力を入れており寄港が増えている。
私としても、クルーズ船だけに拘わらず、ポートセールスに取り組み、この間の遅れを取り戻したい」と話した。
◎H301217 小樽市議会予算及び基本構想特別委員会1
◎H301217 小樽市議会予算及び基本構想特別委員会2