OTARUスイーツフェスタ2018が、11月23日(金・祝)~25日(日)に、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーを会場に開催。
例年よりも1日長く開催し、小樽後志の甘味処39店舗が集い、会場は甘い香りに包まれ、開店前から大勢の人が集まり、スイーツに関心が高いことが伺われた。
今回は、イートインコーナーをこれまで以上に広く確保し、気に入ったスイーツを会場で味わう家族連れで賑わった。
初日限定で、北海道真狩高等学校の野菜製菓コースの学生が初参加。地元特産品のゆり根を使ったゆりねモンブラン、ゴボウ入りのガトーショコラ、ふわふわのいちごムースなど、学生が手作りしたスイーツを格安で販売。
また、学生が指導する側となり、子ども達にデコレーションケーキづくりの体験コーナーも設けた。ショートニングオイルを生クリームに仕立て、発砲スチロールの丸いスポンジ型を使って、生クリームの搾り方を体験。
8月にオープンしたばかりのどらやきが人気の和菓子屋「小羽茶」(堺町)は、10種類のどらやきを用意。バナナチョコクリーム・ライチラズベリー・オレンジキャラメルクリーム・いちごとマスカルポーネとピスタチオクリームの4種類はフェスタ限定。ノーマルなどらやきも用意している。
運がっぱ、チロべし、ゆり姉さんも初日限定で駆けつけ、イベントを盛り上げた。
毎年人気の本間製菓(共和町)のニセコ産の米粉を使ったたい焼きは、列ができるほどの人気。列に並びながら、たい焼きができる工程を楽しむことができる。市内の家族連れは、たい焼きを頬張りながら「美味しい」と満足していた。
会場隣接の中華料理「華花」人気デザート杏仁豆腐やマンゴープリン・ごま団子と、同フェスタ各日50個限定でジャスミンクレームブリュレを販売した。
円甘味は、バームクーヘンに、りんごの果肉とジャムを練りこんだカスタードクリームを入れた季節限定のブリュレアップルインバウムを販売。山本観光果樹園(余市)のふじリンゴを使用したアップルパイなどが並んだ。
和菓子職人直伝の制作体験では、新倉屋各12名を2回、つくし牧田では各20名ずつ4回実施し、和菓子作りを楽しんだ。
また、スイーツ好きが集まる機会を利用して、小樽地域雇用創造協議会が主催する小樽フーズグランプリ受賞の「タルジェンヌアップル」を試食してもらい、アンケートを依頼した。
小樽物産協会と小樽1♡8プロジェクトが主催する小樽夢会議の集大成で、新スイーツの試食100食も配布してアンケート調査。これを参考にして、来年2月には新スイーツ発表を予定している。
同実行委員会事務局・天野友嗣ホープワン社長は、「今回は出足が早く、開店前から来場する人も。遠方からめったに行けない店を楽しみに来場している。イートインも増やし、熱々を会場で味わい、帰りにお土産も。年に1度このシーズンに開催されるスイーツフェスタが定着してきていると感じている。今後、小樽の常連店舗に、新店舗も入れながら、後志の店舗を拡大して膨らませていきたい」と話した。
24日(土)は、双葉高校ドリームプロジェクトビジネスマーケティング専攻の一環で、新倉屋・松田荘平製造係長が生徒に指導し、mochi-ami(モッチャーミ)を商品開発。レアチーズとスイートポテトといちごの3種類を販売する予定。
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