小樽市福祉部子育て支援室は、就学前の子どもを持つ親子を対象に、10月19日(金)10:00から、小樽市いなきたコミュニティセンター(稲穂5)4階体育室といなきた児童館を会場に、第15回みんなあつまれ!ちびっこフェスティバルを開いた。
地域での子育て支援に対するニーズが高まり、平成16(2004)年度から同フェスティバルを開催。市立保育所・保健所・子育て支援ボランティア等の関係者、約60名が協力して企画運営。新しい手作りの遊具等もあり、約110組の親子約250名が来場した。
オープニングに先立ち、迫俊哉小樽市長は、「子ども達の無限の可能性を引き出す環境作りに、市政としては充分ではないが、これからを皆さんの意見にしっかりと耳を傾け、安心して子育てができる環境づくりを行いたい」と挨拶。
ミュージックシアター「ねこのお医者さん」でオープニングを飾り、体育室エリアで7ブース・児童館エリアで3ブースを設置し、子ども達を出迎えた。
体育館エリアでは、積み木カプラやままごとのほか、布でできた果物玩具「ひっぱりフルーツ」、ダンボールで作った「くいしんぼくまちゃん」などの遊具ブースと、体重や身長が測定でき、育児等に悩みを気軽に相談できるコーナーを設置。
ハイハイし始めの乳児から2、3歳の幼児が楽しめるミニアスレチックは、素足歩くと面白い感覚が楽しめる新アイディア。子ども達はそれぞれの遊具を目一杯楽しんでいた。
杜の集いからは、毎月第2木曜日にもりひろランドを開催している、子ども達の扱いには慣れている会員6名が協力。会員の1人は、「子どもの成長を母親と一緒に楽しみ、子ども達から元気をもらっている」と話す。
児童館エリアでは、4回に分けて3つずつの人形劇やミュージックペープサートを、約10名の保育士とボランティアが出演して行われ、子ども達は、母親の膝の上や寛いだ姿勢で楽しんだ。
11:50から、きぐるみののこちゃんが登場。ミュージックペープサート「森のくまさん」を披露し、子ども達と母親も一緒に歌い終演となった。
測定・相談コーナーには、生後1ヶ月半の乳児など約50名が参加。2歳児を持つ母親は、「年に1度ではなく、もっと回数を増やして開催してほしい」との要望が出されていた。
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