小樽まちゼミ実行委員会(中村全博委員長)は、第2回まちゼミおたるを、10月15日(月)~11月15日(木)の日程(実施日・時間帯は参加店舗で異なる)で、市内36店舗38講座で実施する。
今年2月に小樽で初開催され、27店舗が29講座を開講し、受講者のべ356名が参加して賑わった。今回は、さらに多くの店主に呼びかけ、9店舗・9講座増え、幅広いジャンルの講座の開講が実現した。
まちゼミは、商店街店主が中心となり、商店街の活性化や個店の実践力の強化を目的とし、平成14(2002)年に愛知県岡崎市が発祥地。今では、全国360地域、道内では18地域が取り組む事業で、店主やスタッフが講師となり、コミュニケーションを図りながら、専門知識やコツを伝授、暮らしの知恵や趣味の楽しみなどを無料で受講。2~7名ほどの少人数で開講している。
八百屋さんの特製ジュースを楽しむ講座や、酒の飲み方やお茶の点て方、太巻きの巻き方を教える講座、抜け毛予防やストレッチ、綺麗にはんこを押す方法など、多彩な講座が目白押し。
同ゼミパンフレット16,000部を作成し、新聞の折込・広報おたる・市HPにも掲載、町内会等に配布し周知を図る。
パンフレットを見て講座の内容を確認し、各店舗の受付時間を厳守。前回は、受付開始後5分で定員になった店舗もあった。空きがあれば複数の講座を受講できる。10月10日(水)から受付を開始。
参加無料だが、材料費が必要な講座もある。受講者全員に、5,000円買物相当の50ポイントの引換券をプレゼントする、オタルンカード特典を用意。
本田純子副実行委員長は、「ネットで買物できるようになり、商店街の存在価値がないがしろにされてきているが、実は、顔を見ながらコミュニケーションをとり、楽しく買物をすることが大切。店同士の繋がりや、みんなが明るく楽しく元気で暮らせる小樽になればと思う」と話した。
中村実行委員長は、「便利・安いとは違い、人との人の繋がりを大切に。温もりのある豊かな空間を作る。多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけた。
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