市立小樽美術館(色内1)では、市民の文化芸術活動の発表の場となる同館1階の多目的ギャラリーと市民ギャラリーの平成31(2019)度上半期(4月3日~9月16日)の一括受付を、10月2日(火)10:00から研修室で開き、例年よりも10団体ほど多い31団体が参加した。
多目的ギャラリーや市民ギャラリーでは、絵画や書道・写真・手芸・ステンドグラス等の製作に熱心に取り組む団体が展示会を開催し、来場者は無料で鑑賞でき、芸術に親しむスペースとして人気がある。
受付に先立ち、小林由美子副館長は、「文化芸術に活発に活用され嬉しく思う。1月に壁紙を新しくしたばかり。皆さんで協力して公平に活用してください」と挨拶した。
はじめに、受付順に希望日にシートを貼り付けるくじ引きを行い、上半期を21期間に分けられた日程を選択。3団体が重複した日程も多くみられ、代表者をやきもきさせた。
重複していない団体は1度に希望日が決まるが、重複者した団体は協議し、交渉がうまくいかなければ、さらにくじ引きを行う。
毎年参加している女性は、「今日はいつもより参加者も多く、日程を変更せざるを得なかった。帰ってからみんなで話し合います」と困った様子。
基本的には、火曜日に搬入し展示作業を行い、水曜日から日曜日までの5日間、休館が月曜日だが祝日の場合は、6日間の日程で開催できる。どうしても期間を延長したい団体は、事前に連絡し、日曜日17:00以降に20:00まで搬入も可能。
また、原則、展示品販売はできない。ワークショップも事前に連絡が必要。一括受付日に使用日程が決まった後、空きの申込みは、美術館1階事務管理室で、随時受け付けている。
平成31年度下半期(10月~平成32年3月)は、来年の4月初旬に実施する予定。
◎市民・多目的ギャラリー