9月6日(木)に発生した胆振東部地震から2日目、小樽では、一部、電気が回復した地区もあったが、依然、停電が続いている。22:00前には、市内広範囲に電気が復旧した模様だ。
停電のため市内小中学校30校すべてを休校に、そのうちの銭函・朝里・潮見台・山の手・長橋・手宮中央・塩谷小学校は、避難所として開設し、非常食の配布を行っている。
手宮中央小学校体育館を、6日18:00から開設し、今日まで46名が利用。道から水とカップラーメンの配布、ルタオからチョコレートの差し入れがあった。水道は使用できるものの、依然停電のため、スマートフォン等の充電はできないが発電機で灯りを確保していた。市職員2名が常駐している。
マックバリューは、店舗入口でパンとカップ麺と飲料水を販売。店内は閉鎖中。ラルズ手宮店は営業中。長崎屋は閉店中。
梁川商店街では、閉店中の店が目立つが、若鶏販売が人気のなると前では、移動販売車による半身上げ800円と唐揚げの販売を実施。
停電の影響で、交差点での信号機が点いていないヶ所も多くあり、JR小樽駅前では、警察官による交通整理を実施中。警察官のいない箇所では注意を呼び掛けている。
駅舎内は電気が回復したため、たるしぇやバーガーキング、北海道キヨスクは営業を開始した。
たるしぇでは、11:00から営業を開始し、冷凍の魚などや卵、ジュース類、菓子類と品数も豊富で、観光客らが買物に訪れていた。
様子を見に来た社長は、「パートさんの足がないため、本日17:00頃まで営業する予定。電気がついてありがたい」と話していた。
小樽駅発着の電車については終日運休を決め、札幌と新千歳間は運行している模様。
北海道中央バスも運休中で、駅前のターミナルは、バスも人影もなく、梅ヶ枝バス停には、運休中の張り紙があった。