英語検定資格の取得を目指す、小樽市内の小中学生を対象に、夏休み期間の8月20日(月)9:00~12:00、北陵中学校(清水町5)を会場に検定対策講座を開いた。
英語検定は年3回開催され、今回は10月検定に向け、過去問題を使用しながら筆記・リスニング・スピーキングの学習を行った。
市内外国語教員が集まる小樽英語教育研究会(宮澤知会長)が主催して、同会の教員9名とALT6名が講師となり、5級29名・4級12名・3級27名にクラス分けを行い、3時間授業で進められた。
5級クラスは、ALTが講師となり、ゲームを交えて、生きた英語を身につける貴重な時間となった。自己紹介に続き、ジャンケントレインやALTが出題する単語のスペルを当てるゲームなど、積極的に手を上げて答えられる状況を作っていた。
同クラスに参加した山の手小学校4年の女子は積極的に発言し、「小2から英語を始めた。今日の授業は楽しかった。単語が分かるようになりたい」と意欲的だ。
3級クラスに参加した小6の女子は、3級には合格しているので準2級を目指すという。
宮澤会長(北陵中校長)は、「予想以上に多くの参加者が集まり、英語の関心が高い。それぞれに力を付けてもらいたい。次回も予定している」と話した。
小樽市教育委員会も英検取得を推進し、同研究会は、「グローバル化に対応した英語教育の実践」を掲げ、英語が話せる子ども達を育てるために、教員の英語の指導力を高め、日々研鑽を続けている。