7月26日(木)午後、真夏の快晴下、小樽港の沖合いに帆船「海王丸」が停泊し、日本船籍で最大の客船「飛鳥Ⅱ」が第3ふ頭に横付けされるという、帆船と豪華客船による海の景観が広がった。
豪華客船「飛鳥Ⅱ」は、夏の北海道クルーズで、26日13:00に小樽港に入った。7月23日横浜港から、函館・小樽・稚内・網走・十勝を回って、8月1日(水)に横浜に帰るクルーズの途中だ。
9泊10日のクルーズ費用は、2名1室利用で1人分37万~235万円。小樽港で降りた乗客は、6時間の滞在時間で、市内や近郊に出掛けて行った。19:00には小樽港を出航し、稚内港に向かう。
海の貴婦人と称された初代「海王丸」の跡を継ぐ、「海王丸Ⅱ」が、26日15:00に、小樽港の沖合いに、帆船特有の4本マストをたなびかせながら、その姿を現した。
海王丸Ⅱは実習航海訓練中で、24日(火)に新潟港を出航し、26日午後、小樽港北防波堤先の沖合いに仮停泊した。小樽港に入港するのは7月30日(月)の予定で、8月3日(金)までふ頭に停泊する予定。
小樽港に入港する30日までは沖合いで仮停泊を続け、同船のマストを開く総帆展帆や一般公開は予定されていない。
第3ふ頭には、豪華客船と帆船の貴重なツーショットを撮影しようと、市民がカメラを構えていた。
◎独立行政法人海技教育機構〜海王丸
◎海王丸II世(wikipedia)
◎飛鳥Ⅱ(wikipedia)
◎飛鳥クルーズ
◎2018年小樽港クルーズ客船寄港予定