JR倶知安駅の裏手にある、元農家の三島和夫さん宅の自宅周辺約4,000㎡の庭園に植えられた芝桜が咲き始めた。
地元の中高生や町民をはじめ、旅行会社企画のバスツアー客も訪れ、絨毯のように敷き詰められた芝桜を楽しんでいた。
(5月6日咲く前の様子)
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三島さんは、農業を引退後、農地が荒れるのを防ぐために、2003(平成15)年頃から芝桜を植え始め、年々増やし広大な芝桜の庭園を築いて無料で公開している。
晴れていれば、羊蹄山をバックに芝桜との絶景が見られ、写真に収める人も多い。
芝桜の開花状況を、倶知安観光案内所(JR倶知安駅内)のブログで更新中で、5月20日頃から徐々に咲き始め、満開は6月1日(金)頃を予測している。
29日(火)は、朝から雲ひとつない快晴となり、芝桜を太陽の光が照りつけた。白や濃淡のピンク8通りの色鮮やかな芝桜が、絨毯のように敷き詰められている。この日は、満開には一歩届かず8分咲き。
羊蹄山は遮るものなくくっりと全形が見え、庭園とのコラボレーションに感動。羊蹄山をイメージした小山や土手も芝桜に包まれている。鶯などの鳥の囀りをBGMに、来園者を満足させていた。
4年前から植えられた黄色のアクセントとなる菜の花も、これから満開を迎え、庭園はさらに美しい光景となる。
◎三島さんの芝ざくら庭園開花速報
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