山草に春! 小樽山草会の展示会


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 山草愛好家が集まる小樽山草会(遠藤敬広会長)は、5月24日(木)から26日(土)まで、小樽市公会堂(花園5)1階1号室で、春の展示会を開き、山草や花に興味を持つ市民らが訪れている。
 会員14名の105点を展示し、可憐な花を咲かせた単品や寄せ植えがずらりと並び、春の風情に包まれている。
sansoutenji2.jpg 同会は、創設80年以上の歴史があり、春の展示会をはじめ、3月から10月までは月1度の例会、旧手宮線のひまわり公園前の花壇の手入れや、年1度の会誌「えぞやまはな」の発行、秋には小樽文化祭に参加して展示会を実施している。
 15年のベテラン、曽根良二さんは、紫色の花が可愛い「ソナレアズマギク」や黄色の花の「シナノキンバイ」を、展示会に開花の時期を合わせて出品。「2・3年で鉢から植え替えるのが大変」と振り返った。
 箱根産「ハコネコイワカガミ」のピンクの可憐な花を見事に咲かせた精野哲佳さんは、「寒かったり暑かったりと、天候に左右される。4月10日頃に囲いから出し、一鉢ずつ花の顔を見ながら、肥料や水をやり楽しんでいる」と話した。
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 ドテカテオンはムラサキ・ウスムラサキ・白の3種類で、大きな袋状の唇弁を持つキバナノアツモリソウも展示され、不思議な珍しい花達を楽しめる。
 初日は、会員全員が集まり、山草談義に花を咲かせていた。花の展示のほかに、会員達が育てた山草の苗の販売も行われた。
 事務局の生亀好子さんは、「会員みんな雪解けが待ち遠しく、芽が出てくるのを見て、生命力を感じパワーをもらう。丹精込めて育てた山草を、ぜひ見ていただきたい」と話した。
 小樽山草会春の展示会 5月24日(木)〜26日(土)10:00〜16:00(最終日15:00)
 小樽市公会堂(花園5)1階1号室 入場無料
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