2018(平成30)年、小樽港に寄港するクルーズ客船は、5月から10月にかけて、昨年より3隻少ない計22隻を予定している。
5月11日(金)、初寄港の米国ノルウェージャンクルーズライン所有のノルウェージャン・ジュエル(93,502トン・バハマ船籍)を皮切りに、日本船籍のぱしふぃっくびいなすやにっぽん丸、飛鳥Ⅱ、ダイナミックな船体のダイヤモンド・プリンセスなどが寄港し、最終寄港となる10月2日(火)は、再びノルウェージャン・ジュエルが締めくくる予定だ。(ノルウェージャンクルーズライン日本支社提供)
今シーズンの幕開けと初寄港を祝い、同船内で歓迎セレモニーが開かれる。
ダイヤモンド・プリンセスを越える全長294.13mもある船体に、大胆に描かれたカラフルなデザイン画が特徴の同船は、乗客定員2,376名(乗組員1,067名)・客室数789室。横浜港とシアトルを結ぶ20日間のロングクルーズの途中で小樽を経由する。
3回寄港予定のダイヤモンド・プリンセスは、ぐるり北海道周遊とサハリン9日間のクルーズで、横浜発着で、釧路ーコルサコフから小樽に寄港し、同日夕方に函館へ向けて出港する予定。出港が早いため、昨年度実施の勝納埠頭での屋台は予定していない。
市と小樽港クルーズ推進協議会で運営する、小樽クルーズ客船歓迎クラブは、現在約600名が登録。主に、出港時の岸壁で見送りセレモニーに参加。
今年も、出港時のおたる潮太鼓保存会の打演と、タヒチアンダンス教室・hina-fetia(野口花代代表)のイベントは、5月11日(金)・28日(月)・7月8日(日)・8月28日(火)・9月1日(土)・30日(日)の6回を予定している。
なお、世界が憧れる豪華客船「クイーン・エリザベス(90,400トン・バミューダ船籍)」が、2020(平成32)年5月18日(月)に小樽初寄港が決定している。
◎2018年小樽港クルーズ客船寄港予定
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