小樽わくわく共育ネットワーク(中田喜代美部会長)は、3月31日(土)10:00から12:00まで、小樽市生涯学習プラザレピオ(富岡1)ふれあいホールで、「わくわくワールドカフェ2018」を開き、子どもから大人まで100名以上が集い、小樽で共に育ち住みやすい町とは何かを語り合った。
同ネットワークは、小樽市教育委員会が実施する家庭教育支援事業のための一組織として、平成27(2015)年5月末に設立した民間と行政が共に活動。小樽のすべての子ども達が、健康で生き生きと自分らしく学び、家庭の絆を深めながら、親子が共に成長して暮らしていける町にすることを目的としている。
カフェにいるようなリラックスした雰囲気の中で、参加者が少人数に分かれ自由に話をする企画で、4回目の今回は「大人も子どもも共に育つ」をテーマに掲げ、語り合った。
冒頭、発起人の森山和紀さんは、「家庭教育は地域のみんなで抱えるものだと思う。カフェのような雰囲気の中で、ざっくばらんに話せる場を作り、家庭教育に繋げる活動をしていきたい」と挨拶した。
小樽を拠点に活動している15団体と小樽観光協会(ムービー発表)は、活動内容をポスターにまとめて掲示。各団体の担当者は、それぞれのポスターの前で活動内容を説明したり、参加者の質問に応じた。
昨年4月に発足した「O-GARU」について、二杉叶夢さんが説明。幼稚園児や小学生を対象に、様々な体験を通じて人とふれあいながら学び、想像力や個性・自信を育てることを目的とした団体で、現在6名で運営している。なえぼ公園で、4月22日(日)に木のクラフト作りを実施する予定。
小樽のU29を対象にした若者コミュニティ「オタル若者ビレッジ」は、定期的に交流イベントを実施し、暮らしを楽しくするアイディを見つ出そうと活動している。月1度の寄り合いは、10代・20代の交流とくらしを豊かにする若者目線のアイディア会議を実施。
若者の遊ぶ場が少ないなら作ろうと、小樽の秘境穴滝への冒険や蘭島の海でバーベキュー、居酒屋の全メニューを制覇するなどを企画している。
活動報告後に、同カフェが開かれ、参加者同志の交流を図りながら、住み良い町などについて語り合った。
小樽運河と周辺の清掃活動を実施する「Canal Clean Team」(中澤義範さん)に、昨年から参加している岡村範志さんは、「グリーンロードの清掃活動にもボランティアで参加している。日常的に困っている人を助けたい。何かできればと参加した」と話した。
◎小樽わくわく共育ネットワーク
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