小樽市議会(鈴木喜明議長)平成30年第1回定例会が、2月21日(水)10:00から、市役所(花園2)本会議場で始まった。
森井秀明市長は冒頭、昨年12月議会で行われた2度目の辞職勧告決議について、「職責を全うしたいので辞職しない」と話し、財務における不適正な執行により決算の不認定が決議されたことについて、「市民や議員の疑義が生じないよう適正な行財政運営に努める」と述べた。
また、自身の任期最終年度にあたり、公約など「できる限り実行に移していく」と、市政執行について所信を述べ、提出議案の説明を行った。
続いて、石田博一議員に対する懲罰について採決が行われた。これは、昨年12月28日の第4回定例会最終日の同議員の発言が、根拠無く前市長の名誉を棄損し、議員に対する侮辱的な内容であるとして懲罰動議が発せられ、年明けの懲罰特別委員会(前田清貴委員長)で審議が行われていたものだ。
前田委員長により、「懲罰特別委員会において石田議員への懲罰を陳謝とし、用意した陳謝文を読み上げることを決議した」ことが報告され、全会一致で可決されたが、石田議員は陳謝文の読み上げを拒否し、再び懲罰動議が発せられて、改めて懲罰特別委員会で審議されることとなった。
この採決中に傍聴人2名が騒ぎだし、議長から退席を求められる騒ぎがあった。
本会議は25日まで休会となり、26日に再開される。今議会は3月15日迄の予定。
◎H300221 小樽市議会本会議(提案説明 石田議員懲罰動議採決)
◎H300221 小樽市議会本会議(石田議員への懲罰動議)
◎議会日程
◎平成30年第1回定例会市長提案説明
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