小樽の商店街店主らが講師を務めるミニ講座「まちゼミおたる」が、このほど開催され、29講座中15講座が2月15日(木)に開講。時間が重ならない3講座をはしごをする熱心な参加者もいて、主催者を喜ばせた。
まちゼミとは、2002(平成14)年に愛知県岡崎市で、岡崎まちゼミの会(松井洋一代表)が開催。現在、全国約300地域・道内では18地域で実施され、小樽では初めてとなる。
各店舗でそれぞれ開催日程を決め、2月9日(金)から受付を開始。15日が開講初日となった。
同実行委員の1人・本田純子さんは、1910(明治44)年創業の化粧品専門店・有限会社小町屋の代表取締役。プロが伝授する50代からの大人メイクのコツ(初級編)を開講。初日に6名が参加、20日(火)・3月2日(金)・5日(月)に各5名が予約。14日(水)は1名のみで、まだ空きがある。
15:00から、市内に住む50代から60代の女性6名が参加した。眉の書き方を習いたい・若見えメイクをしたい・自己流を改めたいなど、それぞれメイクに興味や悩みを持った人が集まった。
本田氏と従業員に加え、化粧品メーカーからスタッフ2名が助っ人として参加。どのようなメイクをしたいかを選ぶことからはじめ、アイシャドー・アイライナー・マスカラ・チークカラー・リップの使い方の説明を受け、その都度実践した。
正しい眉の書き方のテクニックを伝授され、左右のバランスを確認しながら、ペンシルとアイブロウパウダーで、それぞれのポイントに注意しながら体験。若返った自分を見て笑顔になった。
50代の女性は、「忘れてしまった眉毛やアイラインの書き方を教えてもらおうと参加。再確認できた。仕事がらマスクをしていることが多いので、メイクに関してはあまり気にならなかったが、とても参考になった」と話した。
本田代表は、「皆さんに役立って良かった。それが一番の目的でもある。楽しみ喜んでもらい、綺麗になって帰っていかれた。まちゼミで、お客さんが喜び、店を知ってもらい、町を盛り上げ楽しい町にしたい」と話した。
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