小樽中央自動車学校(オタモイ3・辻弘雅校長)は、危険な冬道運転のコツを伝授し運転に役立ててもらおうと、冬道の安全運転講習会を、1月21日(日)9:30から、同校2階研修室と構内のコースで実施した。

冬道講習に先立ち、小樽警察署交通1課・久保栄二係長による講話があり、平成29(2017)年中の北海道の交通事故による死者数は、前年より10人少ない148人、小樽では5人が亡くなった現状を報告。交通事故の悲惨さを事例を交えて伝えた。
職員が前日に、わだちやツルツル路面・傾斜などの冬道の悪路をコースに作り準備。10台の教習車に分かれて乗り込み、ハンドルやアクセルワークを体験した。

車幅ぎりぎりの雪壁コースでは、雪壁にぶつからないようにゆっくりと走行。雪道での急ブレーキをかけた時の制動距離を体験。たこつぼ脱出では、コーンにぶつからずに脱出しタイムを競った。思うように方向転換できず、参加者を悩ませた。好成績者には、景品が贈呈された。
昨年11月に同教習所を卒業した会社員の小暮義則さんは、「1月下旬から冬道の運転を始める。冬道は怖い。しっかりとコツを掴みたい」と話していた。
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