小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光商事株式会社(岡田浩司取締役社長)は、今週末12月9日(土)のスキー場オープンに先立ち、7日(木)11:30から、小樽天狗山ロープウエイ山頂展望レストランで安全祈願祭を実施。関係者30名が出席して降雪と安全を祈った。
11月中旬にまとまった雪が降り、その後も、雪の日が続いていたが、ゲレンデにはさらに雪が必要。8日(金)現在で、山頂付近は60cm、山麓は30cmの積雪となった。
ロープウエイを降り立った山頂は、真っ白に雪化粧され、見渡す限りの銀世界となった。外国人観光客は、新雪を喜び写真に収めたり、雪景色を満喫していた。
安全祈願祭には、岡田社長をはじめ、北海道中央バス株式会社・牧野和夫代表取締役社長や小樽観光協会・西條文雪会長、小樽天狗山観光振興会・浅原千晶氏、小樽スキー連盟・青山勝会長、小樽天狗山スキー学校・戸塚浩司校長、天狗山スノースクール鈴木允智校長、中央バス観光開発株式会社職員など関係者30名が出席した。
小樽の街が一望できる場所に祭壇を設け、小樽総鎮守・住吉神社(住之江2)星野昭雄宮司と権禰宜の川端克征さんによる神事が進められた。岡田社長・牧野社長に続き、各関係機関の代表が玉串奉奠を行い安全と降雪を祈願。終了後、直会(なおらい)が行われた。
冒頭、岡田社長は、「いよいよスキーシーズンとなり、先週の土曜日にニセコアンヌプリ国際スキー場がオープン。今週土曜日から天狗山スキー場が予定通りオープンする。 昭和54(1979)年に開設してから39年目のシーズンとなる。お客様の安全と施設、従事している者の安全、降雪・山の賑わい等を祈願した。
来場者全体の15%がスキーヤーで、冬だけに限ると40%となる。長期予報では降雪も恵まれ、多くのお客様に来ていただけると期待している。最近は、スキー人口が減ったと言われるが、当スキー場は横ばい、昨年は一昨年よりも増加。楽しんでいただけるよう努めたい。
冬の観光のお客様も多く、小樽雪あかりの路の準会場としてその役割を担う予定。お越しになるお客様に楽しんでいただけるようグループ連携はもとより、小樽市・観光協会・各事業所と連携して事業を進め、小樽の観光振興に寄与したい」と挨拶した。
9日のオープンは、9:00から16:00までファミリーコースのみで、今後の積雪状況により各コースの滑走が可能となる。ナイター営業は16日(土)を予定している。食事とのセット券や中学生以上の学生割引、親子割引や5人以上のグループで同一チケットを購入すると、1人分が無料になるなど、お得なリフト券も用意されている。
山頂のライトアップや大晦日のナイター時間帯に年越しそばサービス、ロープウエイの初日の出運行、天狗山神社の初詣、子どももちつき体験、つきたての餅の振る舞い。元旦ファーストラン7:00から9:00まで、ロープウエイが大人1,500円・子ども1,000円で乗り放題。スキーの日1月12日は、リフト食事セット券の30%割引券をプレゼントなど。
山頂にネットで囲んだ雪遊び場「スノーパーク」を開設。1時間300円でそりやかんじきを使って遊べる。
天狗山からの眺望を楽しみながら食事をする「プレミアムビュー冬のご会食プラン」を、12月と1月の12:00から19:00までの期間限定で実施。眺望特別席で北海道産の食材を取り入れた季節の二段重が味わえる。完全予約制で1名5,000円(税込・ロープウエイ往復料金込)。問合せ・予約:0134-33-7381
◎小樽天狗山ロープウエイ・スキー場
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