子ども達が職業を体験する「第11回おたるワークステーション」が、11月18日(土)10:30から15:00まで、ウイングベイ小樽(築港11)1階ネイチャーチャンバーで開かれた。
おたるワークキッズが主催し、24社の体験ブースが設置され、企業からのボランティア50名が対応した。400名ほどの応募の中から抽選で選ばれた200名の子どもが、様々な仕事を体験して楽しんだ。
ワークステーションは、受付で入場料1,000円を支払い、参加パスポートを受け取る。仕事を体験すると給料(タルカ)をもらい、それをおまつりコーナーで使える仕組み。
ヤマト運輸・一正蒲鉾・小樽観光協会などが新たに加わり、職業体験の種類が増えた。
てらプロではライオンキングのシンバとナラの役を演じるミュージカル俳優体験を、協和総合管理では洗剤や道具を使いガラスや絨毯の掃除を、ブリッジコーヒー&スイングでは、特製ソースを絡めてオリジナルパスタを作り試食した。
今回初参加の一正蒲鉾では、すり身に好きな具(えだまめ・コーン・タマネギ)を入れて混ぜ、会場で揚げたてのかまぼこを味わった。
芳川商会では、カラフルなろうそくをカップに入れたキャンドル作りを全7回(7名)実施。
小樽観光協会では、小樽ゆき物語をPRするポップを作り、担当者は「子ども達の感性で、小樽ゆき物語もPRも兼ねて開いた」と話した。
アトリエF・カンパニーとK2は、南国の鳥や植物を鮮やかな色彩で塗り、アプリを使うと塗った絵が動く様子を楽しんだ。
会場内のブースへ荷物を届ける仕事を体験するヤマト運輸など、様々な職業体験を楽しむ子ども達で溢れた。
市内在住の阿部由愛菜ちゃん(小2)は、「初めて参加し、かまぼこは美味しかった。この他、キャンドル作りや看護師を体験した。将来、ネイルの仕事をしてみたい」と話し、母親は、「良いと思う。時間に制限はあるが、好きな職業を体験できるので喜んでいる」と話していた。
◎関連記事