アフリカ・ジンバブエの首都ハラレにある音楽事務所「ジャナグルアートセンター」(高橋朋子代表)が主催する「アフリカンアート展」が、11月9日(木)から、トベックス敷地内・ギャラリームーン(銭函2)で始まった。
同アート展は、これまで年2回開催を継続してきたが、今年は今回が初開催となり、同会場では、昨年の夏に続き2回目となる。
ジンバブエやウガンダ、ケニアなどに住む作家達による、人々の暮らしや野生動物をモチーフにした絵皿やカップ・置物・タペストリー・伝統工芸品など、約2,000点を展示販売している。
同ギャラリーの雰囲気にアフリカのアートが溶け込んで異国情緒を醸し出し、初日から多くの来場者が訪れている。
同アート展でお馴染みのジンバブエ在住の画家アイリーンは、原色を使ったカラフルな色彩で、ジンバブエの人々の日常の暮らしや野生動物を交えた特徴ある絵にして、カップやトレー・鏡の枠にあしらい、今回は、陶器の皿やポットにも描かれ、いつもより品数が豊富。
同じくジンバブエ在住のMr.ブッカーは、王冠のバッチやメタルシートからカメレオンやトカゲ等を作り、今回は、フクロウやコウモリのモビールやジンバブエのミュージシャンの新作もあり、素材を活かしたインパクトある作品が並ぶ。
ビンガ民族の伝統工芸品のイプア(草)で編んだ籠は、編み糸にするまでも相当な手間と時間がかかり、そこから様々な模様を入れて編み、編む技術や丁寧な仕事ぶりが作品から伝わる。
ジンバブエは石の家という意味があり、石を素材にした置物などが多い。水牛の角から作ったボタンやキーホルダー、木彫りのキリン、ワイヤーにビーズを通したクリスマスツリーやトナカイは、これからの季節にぴったりのアイティム。
ジンバブエで良く見かけるホロホロ鳥(キジ科)は水玉模様の羽が特徴で、タぺストリーやアイリーンの絵、置物などにも良く使われている。
アフリカらしい模様やカラーのウガンダの布やマフラーも販売。何度来て見ても楽しい。
高橋さんは、「行かずして感じるアフリカ!楽しくなる小物やアート作品ばかりを展示している。それぞれに、自分で材料を探しアイディアを練り、形も工法も自分で考えたオリジナル作品ばかり。この機会にぜひ見ていただきたい」と話した。
2017(平成29)年ジャナグル日本ツアーは、ジャナグルアートセンターの11歳から16歳の男女4人と指導者2人のグループが、沖縄から北海道まで約30ヶ所を公演し、伝統楽器による音楽に合わせ迫力あるダンスを披露。観客に感動を与えている。
アフリカンアート展 11月8日(木)〜12日(日)10:00〜17:00
トベックス(銭函2)内のギャラリー月(ムーン) 入場無料
ジャングルファンクラブ正会員募集中・年会費3,000円
会費・寄附の振込先 ゆうちょ銀行No.02770-8-48287 ジャナグルファンクラブ
◎関連記事〜アフリカンアート展
◎関連記事〜ジャナグルツアー