小樽市文化祭を締めくくる、第12回小樽ユース展と俳句・短歌・川柳展が、11月8日(水)から市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
小樽ユース展は、小樽潮陵高校と小樽桜陽高校、北海道高等聾学校、とわの森三愛高校の水彩・油彩・アクリル・鉛筆・ペンの30点を展示している。
作品のサイズはF30が多く、統一感を感じ風景画というよりも、人物や静物・想像の世界を膨らませて描いた作品が多い。
当番の女性は、「デッサン力があり、ペンや鉛筆画は緻密で素晴らしく、上手に描いている。参加する高校が少ないのが残念です」と話した。
12日は、同会場で、作品について市展委員による講評会とワークショップを予定している。出展した高校生は講評を聞き、今後の作品作りに役立てている。
生涯学習プラザ(富岡1)で、11月3日(金)13:00から開かれた俳句・短歌・川柳大会の受賞作品(俳句11句・短歌9首・川柳9句)を短冊にし、同館ミーティングルーム前に展示している。
俳句は、33名の66句の中から、市長賞に、中野れい子さんの「明日担う子等の減りゆく文化の日」が選ばれた。◎俳句受賞者一覧
短歌は、25名の25首の中から、市長賞に、大倉純子さんの「風のこゑ雨のにほひと星あかり 母のふるさと廃線の跡」が選ばれた。◎短歌受賞者一覧
川柳は、23名の297句の中から、市長賞に、佐藤ヒサさんの「積み上げた努力が光る月桂冠」が選ばれた。◎川柳受賞者一覧
作品は、日常生活を題材に素直な心情を俳句や短歌、川柳にしたため発表している。
小樽ユース展 11月8日(水)〜12日(日)10:00〜17:00(最終日15:00)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料
12日13:00〜15:00に講演会とワークショップを開く
俳句・短歌・川柳展示 11月8日(水)〜23日(木・祝)
市立小樽美術館(色内1)1階ミーティングルーム前 入場無料