小樽市文化祭協賛事業「小樽硝子展2017」が、10月25日(水)から29日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開かれる。例年、多くの来場者に硝子の魅力を伝えている。
出展者は20~60代の7名で、山田セツ(アトリエ・セツ)、潮皓平・永田琢也(小樽 il PONTE)、林拓緯(硝子工房nico)、長内代志子(北一硝子)、木村直樹・野崎直人(KIM GLASS DESIGN)各氏の新作や自信作13作品。
7名のうち、市文化祭の出展は初めてとなる林さんは、夏のがらす市で、グラスジョッキ製作でグランプリを受賞。どんな作品を出展するのか注目が集まる。
2014(平成26)年から、小樽がらす市実行委員会が主催してきた小樽硝子アート展だが、今年10月1日に発足した小樽硝子作家会(木村直樹会長・9名)が、今年度の文化祭協賛の作品展「小樽硝子展」として取りまとめた。
来年度からは、小樽市文化団体協議会(川村治男会長)の入会を見込み、市民がもっと小樽の硝子に親しみ、作家同士がさらに切磋琢磨することをねらいとしている。
木村会長は、「少人数ではあるが、2017(平成29)年に新たにスタートし、何度か繰り返すうちに、市民に硝子の面白さや楽しさをより知ってもらいたい。ポスターには、未来への言葉を入れ、将来の10年、20年後を考えて、市民にもっと硝子の芸術を根づかせたい思いを、同作品に位置づけできればと思う。未来を見据えたイベントに、ぜひご来場を」とPRした。
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