小樽商科大学(緑3・和田健夫学長)の秋の卒業式(学位記授与式)が、9月22日(金)10:00から、同大学事務棟2階第一会議室で、大学関係者や保護者が見守る中、挙行された。
今秋の卒業生は、商学部・昼間の経済学科6名・商学科1名・企業法学科2名・社会情報学科1名、夜間主の経済学科2名の計12名(男子8名・女子4名)。
そのうち、女子学生1名を含む6名が出席して、和田学長から、1人ずつに学位記が手渡された。
和田学長は告辞の中で、「変化に対応して、自らの人生を切り開いてもらいたい。今まで以上に多様化が進み、変化に対応するためには、多様性の理解や適応力を持っていなければならない。卒業した後も、常に学ぶ態度を持ち続け、実行することが重要。常にブラッシュアップすること」と強調し、「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」と、マハトマ・ガンジーの言葉を紹介して締めくくった。
学長や副学長らと、出席した卒業生全員で記念撮影し、その後、同大のマスコットキャラクター商大くんが祝いに駆けつけ、卒業生との写真に応じ、和やかな雰囲気に包まれた。
商大くんから、非売品グッズ(グラス・瓶の小物入れ・学長手描きの住吉神社で祈祷を受けた学業成就トレカ)がプレゼントされた。
社会情報学科卒業の仲山洸平さん(23)は登別出身で、千歳科学技術大学から4年前の4月に、3年生として転入学した努力家。愛知県の建設関係に就職が決まっている。
「ゲームを作るサークルに入り後輩に恵まれた。転入学したため、勉強は難しかった。友達と過ごした日々が一番の思い出となり、社会の一員になれるよう、責任を持って仕事をしたい」と話した。
卒業生12名のうち、留学生1名・最高齢卒業者は25歳。就職状況は、6名に内定が決まっている。
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