森井秀明市長の矛盾した答弁が原因で中断が続いている、小樽市議会(鈴木喜明議長)第3回定例会本会議は、9月19日(火)も、市長が頑なに自説を曲げず、再開されなかった。
6月議会において、「中央バス社長との間で行われたトップ会談の中で、ふれあいパス制度について言及があったのかどうか」の質問に対し、市長は「言及は無かった」と答弁していたものが、今議会では、「ふれあいパス制度についての話はあった」と答弁したことに対し、矛盾を指摘されたものだが、市長が「言及する」という言葉の意味を、「踏み込んだ議論が行われること」だと説明し、「ある話に触れる」ということと、「ある話に言及する」ということは意味合いが違うと主張していることが議会中断の原因となっている。
議会側としては、これまでも、森井市長が自らの発言を、自分勝手な理屈や「何らかの錯誤」といった理由を持ち出して翻し、責任を取らない態度を問題にしており、こういうことをこのまま許すと正常な議論を行うことが出来ないことを危惧している。
19日夕刻に、市長から議会運営委員会(濱本進委員長)に提出された文書を基に、再開について協議を行うが、20日(水)の再開については未定だ。
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