”開店休業”の空転が続く、小樽市議会(鈴木喜明議長)第3回定例会本会議は、9月21日(木)も開催されなかった。これで連休明けの議会は、今週は一日も開会されず依然として連休が続いている。
森井秀明市長は、議会運営委員会(濱本進委員長)に、自身の矛盾した答弁について説明した文書を提出していたが、自民・公明両会派は内容が不十分として修正を求めていた。
しかし、市長が頑なに修正に応じず、同委員会は21日も休会と決定した。
今議会では、住民の足に関わるふれあいパス事業費などの補正予算の審議はもちろんだが、市コンプライアンス委員会から指摘された自らの条例違反について、森井市長は、市民の代表である議員の質問にしっかりと真摯に答える責任がある。
9月26日の会期末が迫る中、休会に次ぐ休会の連続の中、自らの虚偽発言の説明責任すら果たさずに、何ら議会対応をせず、だんまりを貫き時間切れに逃げ込むつもりならば、森井市長の首長としての資質を、さらに疑わざる得ない状況となろう。
市議会側も市民に責任を持って、早急に議会運営を正常に戻す責務があり、審議すらしないで、空白の休会のまま無駄に時間を空費するだけとしたら、小樽市議会の存在理由が問われることになろう。
虚偽発言市長とそれをコントロールできない市議会の角突き合いで、宙に浮く審議で迷惑を被るのは市民なのだから、早急な審議再開が求められている。
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