貴重なクラシックカーが一堂に集う、第11回小樽クラシックカー博覧会が、8月27日(日)9:30から16:00まで、小樽市総合博物館(手宮1)敷地内で開かれ、館内駐車場は終始混雑が続いた。
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また、毎年好評の愛好家・三船貴史さんによる展示車両の解説は、10:30と14:00の2回開かれ、興味津々の来場者が取り囲んた。ボンネットバスの試乗会は10回を節目に終了。
今年は、出展車の中で一番古い、ニトリ所有の1939(昭和14)年のロールスロイスレイス25/30HPクラスの高級車が初展示。1938(昭和13)年から1年間1,200台製造した中の1台で大変貴重なもの。9月1日(金)にグランドオープンする小樽芸術村のPRを兼ねて出展し、今後、旧三井銀行の広場で展示する予定だ。
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他にも、1958(昭和33)年のダットサン210・1960(昭和35)年のポルシェ356・1966(昭和41)年のプリンススカイライン・マツダのロータリーエンジン搭載車8台をずらりと展示したコーナーや、3輪トラックの1968(昭和43)年マツダT1500などの往年の名車が並び、ファンを喜ばせた。
参加できる車両は、1988(昭和63)年以前に製造された二輪車及び三輪以上の国産車・外国車及び、それらの同型車で1995(平成7)年以前に製造され、現状で車検が通る車両に参加資格がある。今年で車年齢が22年となる同型車を認めた。
初出展した札幌在住の金沢純一さん(45)は、1987(昭和62)年のレパード(GF31)前期型、
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父が乗っていたセドリックに影響され、レパードは3台目。2002(平成14)年に信号待ちでたまたま見つけ1万円で譲ってもらった。
6年前に壊滅的な事故にあったが修理し、その後、サビによるダメージで直せないと断られる中、小西自動車で200万を投じ1年掛かりで下回りを全て直した。現在は、あまりに綺麗に直しすぎて、車庫にしまい通勤には乗っていない。
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この博覧会のために函館から訪れた家族連れは、「めったに見られないイベント。子ども達も喜んでいた」と満足した様子だった。
主催する同博覧会実行委員会・松本誠一委員長は、「無事に開催されて良かった。外国人観光客の姿もあった。大勢の人が来場し喜んでいただいた」と話した。
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