後志管内の食品製造加工や飲食業者など40社が一堂に会し、「知産志食しりべしローカルフードチャレンジ2017」が、8月26日(土)・27日(日)11:00~21:00(最終日〜20:00)、おたるマリン広場(港町5)で開かれている。各社自慢の商品を新発売したり、既存商品力を更に強化する食の魅力を発信するイベントだ。
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会場は、白いテントが立ち並び、飲食スペースを広々と確保。気に入った商品を買い求め、その場で味わえる。
アンケート投票によるコンテストを実施し、最終日17:30から表彰式で上位10位を発表。1位~5位に、9月下旬東京代々木公園で開催の「北海道フェアin代々木」への出店チャンスが与えられる。また、今後の改良に役立てる貴重な意見としてアンケートの協力を呼び掛けた。
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ステーキ丼・小樽あんかけ焼きそば・米粉たこやきのテント前には、長い列ができていた。各店舗が工夫を凝らした商品が来場者の興味を引いた。
田中酒造では、甘酒を練りこんだクリームチーズと白あんの甘酒せんべいを新開発。菓匠おたる六美は、冷やして食べると新食感の余市のリンゴと山葡萄味のくずもちバー。
支那そば愛幸は、イカ墨・トマト・オカラを入れた美容に良いブラック餃子。菊地商店は八百屋さんの「後志ごろごろ野菜カレー」、野菜の具は後志産に拘り、米も仁木産のきたくりん、後志産グレード白米を使った。
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アイコファーム(仁木町)は、アイコトマトをふんだんに使い鶏肉を入れて6時間煮込んだパキスタンカレーで、水を使わない濃厚なカレーに仕上げた。
米を棒状に練った上にかにを盛り付けたかにたんぽは小樽ポセイ丼。小樽近海わかめをたっぷり盛り付けたおたるそば処天狗山・本野雄次郎商店。
ぱんじゅうの小樽桑田屋は、糖度13度の仁木産トマトメグちゃんとコラボした商品開発に取り組み、トマトを練りこんだシフォンケーキとぱんじゅうを新販売した。会場で、試食もでき、同社・桑田裕代表取締役と大川雅之常務取締役も揃って販売に協力した。
会場には、後志の食材を使った自慢の商品が勢揃いし、食を楽しむ多くの人で賑わった。60歳代と70歳代の従姉妹は、「留寿都村のキムチを買いに来た。初めて来たけど、多くの人で賑わい良いイベントだと思う」と話した。
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