小樽市は、8月8日を「八景の日」と定め、小樽八区八景めぐりや写真パネル展を実施している。会場では、買い物客や通行人らが、写真に足を止めて見入っていた。
7日(月)~14日(月)に、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、「八景の日」写真パネル展を開催。会場には、八区八景の63点(銭函のみ7景)と、歴史的建造物6点、2009(平成21年)度からの都市景観賞と奨励賞20点の写真も展示している。
同パネル展は、小樽の素晴らしい景色を、広く市民に周知することを目的に、小樽の街に対する郷土愛や誇りを持ってもらいたいとしている。
八区八景とは、市内を8つの地区(中央、桜・朝里、張碓、銭函、祝津・高島、オタモイ・赤岩、桃内・塩谷、蘭島・忍路)に分け、それぞれの地区を代表する景観を8つ選んだ。
1993(平成8)年3月から2年間にわたり選定事業を実施し、全世帯にアンケートで推薦してもらい、市民団体や小中学生からの意見を聞き、800ヶ所を超える候補から8地区の8景を決定した。
小樽の素晴らしい景観や歴史的建造物を知る機会として、小樽八区八景・小樽市都市景観賞・歴史的建造物のガイドマップと、都市景観賞募集案内のチラシも配置。
第1回目を1988(昭和63)年に実施し、2003(平成15)年まで毎年、2009(平成21)年からは2年に1度に開かれる、小樽市都市景観賞の応募内容も周知。今年の第22回目の募集を、8月31日(木・当日消印有効)まで行っている。
平成29年度「八景の日」写真パネル展
8月7日(月)~14日(月)9:00~21:00(最終日16:00)
長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザ
問合せ:0134-32-4111 内線472 小樽市建設部まちづくり推進課
◎小樽八区八景