ニセコ積丹小樽海岸国定公園の小樽市西部に位置するのどかな漁村忍路湾では、夏至前後だけの期間限定で、沈む行く夕陽を楽しむことができる。
市内を8つの地区に分け、それぞれの地区を代表する景観(小樽8区8景)を選定し、その中の蘭島・忍路地区に「夕日が映える忍路湾」も選ばれている。

7月7日(金)朝から快晴が続き、夕陽ファンの期待が高まった。波もなく穏やかな忍路湾は、心地良い潮風が優しく吹き、カメラマンの姿は5名ほどで、シャッター音と鳥の鳴き声が響いた。本日の日の入りは19:22。
眩しく輝く太陽は、沈み始めると眩しさが和らぎ、水平線に吸い込まれるように消えていった。
積丹半島の先端に沈む期間限定の夕陽を楽しむことができたが、残念なことに、水平線近くの雲の帯に阻まれ、水平線に沈む太陽は見ることはできなかった。変形太陽やグリーンフラッシュも見られなかった。
太陽が沈んだ後は、空と海がピンク系のグラデーションに包まれ、幻想的な光景がしばらく続いた。
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