夏の第9回小樽がらす市が、おたる潮まつりの日程(7月28日~30日)に合わせ、旧手宮線(色内1)と色内広場を会場に開かれ、ガラスの風鈴150個を吊るしたトンネルから、涼しげな音色が響きわたる。
同実行委員会(木村直樹実行委員長)が主催して、今年も、遠くは小笠原諸島・父島の「isopiyo*イソピヨ ガラスアクセサリー」をはじめ、道内外からガラス工房等33店舗が集結。飲食ブースの天狗山カレー&カフェcelanも軒を連ねる。
33店舗の内、18店舗が市内のガラス工房となり、それぞれの工房の特徴を活かしたガラス製品がずらりと並び、土産にしたり気に入ったガラス製品を買求める人々で賑わう。
ガラス絵・トンボ玉・サンキャッチャーなどの体験ブースは4店舗。手頃な値段と短い時間で、オリジナルのガラス製作体験を楽しめる。
同市は、小樽雪あかりの路に合わせた冬と夏の年2回開かれている。夏ならではの催しは、青空の下、全国的に珍しい移動窯を広場に設置し、屋外での吹きガラス体験ができ、ガラス作家による吹きガラスデモンストレーションも見所のひとつ。
今年の冬に初めて試み、好評だった北海道ワインとコラボしたワイングラスコンテストを、夏に相応しい小樽ビール協賛のビールグラスコンテストとして開く。
今回は、ビールグラス19作品が並ぶ予定で、来場者に気に入ったグラスに投票してもらい、グランプリを決定する。グランプリ作品はもちろん、今回は他の応募作品もそれぞれに、応募した中から抽選で1名に、ビールグラスと小樽ビール6本ケース入りをセットにしてプレゼントする。
グラスデザインコンテストには、思い思いのアイディアを凝らしたグラスなどのデザイン画289件の応募があった。色内広場に最優秀賞・優秀賞・入選作品を展示し、初日に表彰式を実施する予定。
最優秀賞に、望洋台中学校・福原茱莉さんの作品「水筒がなかったから、直接入れました」が選ばれた。7月16日(日)10:30から、glass art N+(色内2)で、福原さんも参加して自分がデザインした作品ができる様子を見学する予定。
この他、旧手宮線50mの風鈴の下は、夕方からライトアップし、3,000円以上の買物で1回参加できる抽選会を行う。
木村実行委員長は、「市民や沢山の方に足を運んでもらいたい。そのために、新しいイベントができたり、少しずつではあるが、変化をし続けるイベントにしていきたい。会場で楽しんでもらえれば」とPRした。
第9回小樽がらす市 会場:旧手宮線・色内広場
7月28日(金)12:00~21:00・29日(土)10:00~21:00・30日(日)10:00~20:00
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