ミス潮の初稽古! おたる潮まつり



 7月28日(金)〜30日(日)の3日間で開催される、第51回おたる潮まつりに向け、ミス潮2人の踊り初稽古が、7月3日(月)13:00から、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリー)で行われた。
 同まつりの見せ所となる潮踊りの指導役は、毎年、日本舞踊藤間流扇玉会・藤間扇玉氏が務めている。
usiohatsugeiko1.jpg ミス潮を務める、ミスおたるの川口莉奈さん(18)と澤谷明依里さん(20)は、髪を結い潮の浴衣姿で登場した。2人は少し緊張した面持ちで、立ち振る舞いからお辞儀の仕方・正しい所作・目線・手先をどう綺麗に見せるかなど、細かく指導を受けた。
 潮踊りは、女踊りの潮音頭と男踊りの潮踊り唄の2曲を、交互に踊りながら町を練り歩く。潮太鼓が先頭となり、ミス潮が実行委員長を挟む形で両脇をかため先導する。市民や観光客を誘う手本となり、重要な役目となる。
 2人はねりこみ経験者で、潮音頭を聞いて育ってきた小樽っ子ではあるが、踊りのひとつひとつに意味があることを初めて知り、手本を見ながら練習を繰り返した。
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 藤間氏は、「今回の2人は、お腹の中から潮踊りの音を聞き、振りも分かっている。不足の部分を追加して指導。小樽のために心を込めて踊っていただきたい」と話し、親指を畳むことでより手先が綺麗に見えることや、目線を高くしてあごを引き締めるよう指導した。
 潮まつり練習会は、7月10日(月)・14日(金)は13:00~15:00に、3番庫ギャラリーで、22日(土)は19:00~20:30に都通り商店街で開かれ、3日間とも誰でも参加できる。
 同会は、5月1日向陽中学校を皮切りに、7月25日の長橋小学校まで、ほぼ市内のすべての小中学校へ踊りの指導を実施。その間、企業や商大・青年会議所・ワンワンンパトロール隊等にも踊りを指導している。
 問合せ:0134-32-4111 内線267 おたる潮まつり実行委員会事務局
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