苦情や要望、森井市政に怒りの声!第1回除雪懇談会


 小樽市建設部主催の平成29(2017)年度第1回除雪懇談会が、7月18日(火)14:00から市役所(花園2)消防庁舎6階講堂で開かれ、町会長や代理人、市議会議員ら51名が出席。平成28(2016)年度の除排雪の概要について説明後、要望や苦情、さらに怒りの声が多数寄せられた。
 懇談会に先立ち、上石明建設部長は、「除排雪作業は市民の関心も高く、市政の中でも大変重要な業務であり、冬の安心で安全な市民生活を支えるために、限られた予算の中、工夫を凝らしながら少しずつ改善してまいりたい」と挨拶した。
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 平成28(2016)年度の除排雪の概要について
 気象状況については、最大積雪深103cm、累計降雪量501cm。11月から3月までの真冬日は48日間あった。除雪費用は、決算見込み額13億5,500万円で、除排雪経費6億7,100万円(49%)、ロードヒーティング経費2億9,300万円(22%)で、この2つで全体の71%を占めた。
 また、貸出ダンプ制度の変更点について、これまでは、特例により利用団体が貸出ダンプ実施前に除雪した雪山や集合住宅の通路なども対象としていたが、生活道路の交通を確保するために、道路の雪を対象とし、集合住宅の敷地内道路と雪堆積場の排雪は対象外とした。
 実施日数を、1申請で連続5日以内から3日以内に、対象となる道路は、積込業者が市に登録した積込機械で作業できる道路で除排雪路線に接続し、接続していない場合は、ダンプの運搬作業が可能な道路に接続していることとした。
0718josetsu2.jpg 貸出ダンプ利用状況は、平成29(2017)年1月13日から3月15日まで、利用団体は、昨年より44団体少ない426団体。排雪量は昨年より約5万㎥少ない、約16万㎥だった。
 質疑応答では
 提出した雪対策に関する要望書や質問の返事がなかった。公園に雪を捨てて遊具が壊れた。
 除雪をしていないうちから、砂を散布している。民地に置き雪をしている。ステーションを立ち上げていないので除雪できないと言われた。
 除雪ローリーが夜中の12:00に来て、朝には雪が積もってしまっているなど、切実な悩みを抱えている町内会が多く、森井市政の除排雪対応へ怒りの声が多数寄せられた。
 担当者は、除雪前の砂の散布された地域や民地への置雪された場所など、町会長から詳しく場所を聞き、検証し改善する意思を示した。閉会後、個別案件についての問合せが続けられた。
 第2回目の懇談会は、11月中に市内9ヶ所で実施する予定。
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