第26回フォート光友会(増田輝敏会長)の年に1度の写真展が、5月31日(水)から6月4日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開かれている。
小樽・余市在住の男女8名と講師1名のベストショット写真43点を展示。半切から全紙までの色鮮やかなカラー写真が、来場者の目を楽しませている。
同会は、撮影会や例会を開いて活動。年に1度、加賀谷重雄氏を講師に招いている。例会では、作品3点を持ち寄り互選。増田会長からのアドバイスを聞き、作品に順位をつけることで参加者の励みとなっている。
加賀谷氏は、北海道写真協会審査員を務め、主に北海道の自然を激写。今回も、凍りついた滝や、洞爺湖の梅園からの星景写真など5点を発表している。
今回は海外で撮影した写真が目立ち、二瓶勝子さんはアドリア海やエーゲ海の船旅に、薬師セツ子さんはシンガポール、田村一郎さんもポーランドやリトアニアへ出かけ、その土地で出会った光景を撮影し作品にしている。
また、余市在住の若林進さんは、吹雪が止んだ後の造形を撮影。若林さんの目には、面白い造形を探す力が備わっている。
中島史江さんは、美瑛の白髭の滝にカヌーを入れて撮影。赤いウエアを着た人物がアクセントに。忍路の夕日や余市川桜など風景が多い。「みんなに教えてもらい、とても楽しく参加している。趣味があると楽しい」と話した。
現在、写真を楽しみたい人・会員を募っている。連絡先:090-1309-2350 増田
第26回フォート光友会写真展 5月31日(水)~6月4日(日)10:00~17:00(最終日16:30)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー・入場無料
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