おたるご当地応援隊(堰合浩之代表)が主催して、こどもの日の5月5日(金)10:00からウイングベイ小樽(築港11)1階ネイチャーチャンバーで、ご当地キャラクターが集結するイベント「ゆるたべライブINおたる2017」が開催され、22体のゆるきゃらが一堂に集結した。
2015(平成27)年6月に初開催し、今年で3回目となる同イベントは、個性的なゆるきゃら人気は根強く、全国各地からファンが小樽に集まり、会場は大勢のファンで混雑が続いた。
大きくてインパクトのあるゆるきゃらが登場するたびに、ファンが取り囲み撮影や握手を楽しんだ。
3回目となる「かっぱさみっとinおたる」は、東京都墨田区「カッパのコタロウ」、徳島県木頭「ゆずがっぱ」が新たに加わり、定山渓の「かっぽん」、埼玉県の「カパル」と「運がっぱ」の5体に増員し、テーマ「かっぱさみっと公式キャラクターを考える」について議論を交わした。
今年8月末閉館する石原裕次郎記念館所属の小樽宣伝課長「タルピー」も健在。小樽商科大学公式マスコットキャラクター「商大くん」は衣装をリニューアルし、学問の神様ヘルメスの杖を持参してキラキラカード100枚を配布した。
北海道弁PRキャラクター「やべーべや」や、札幌生まれのゲームハッピーニンジェルスの「モーリイ&エメ」も人気を集めた。
こどもの日企画として、ホストキャラクター・おたる運がっぱの2年ぶり3曲目の新曲「運がっぱの魔法~ヒノモドコのおまじない~」を披露。下兼良介氏と高橋麻衣子氏の作詞・作曲で高橋氏が歌った。
また、市内の幼稚園や保育園に通う園児達のぬり絵や鯉のぼり作品を会場に展示し、小樽商科大学・小樽笑店のメンバー15名が参加して、キッズコーナーを担当。ゲーム大会やバルーンで作った兜と剣や花のブレスレットをプレゼントし、こどもの日を盛り上げた。
各キャラクターのグッズ販売ブースがずらりと並び、お気に入りのキャラクターのぬいぐるみや文房具などを買い求めるファンで賑わった。
古平町の「ふるっぴー」グッズコーナーでは、キャラクターグッズと一緒に、古平町の人気の珍味などを販売、各地の特産品も並んだ。
グルメブースでは、新倉屋の餡子と抹茶チョコレート入りの「運がっぱどらやき」、山上菊池商店は、運がっぱの緑をバジルで表現したバジル風味の「運がっぱから揚げ」を2個300円で新発売した。つくし牧田の和菓子制作体験を実施し、練り切り2個を小さな手で丸めるなどし、子ども達が体験を楽しんだ。浜の寿し処あさり家は棒寿司を販売。
この他、運がっぱを推奨した小樽観光協会は、もっと小樽を知ってもらおうと、桜の開花に合わせさくらマップや各種観光マップを持参し、ゆるきゃらで楽しんでいた観光客に配布した。
小樽市共同募金委員会では、募金者に贈呈する運がっぱピンバッチやタンブラーのニューバージョン・マリンルックを限定200個用意した。
同応援隊・堰合浩之代表は、「道内外からご当地キャラクターが快く集まった。後志管内の古平・蘭越からもキャラクターが参加し、後志を盛り上げてくれた。道外からのファンも多く、小樽を知り見てもらうことで意義があり、貢献できればと思う。みんなに楽しんでもらいたい」と話した。
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