知産志食スタンプラリー2017が、6月1日(木)から11月30日(木)まで、小樽市内の市場や後志の道の駅・地元特産品販売施設・イベント会場など、設置場所を93ヶ所に拡大してスタートする。
台紙にスタンプを1口(5個)以上集めて応募すると、後志の特産品や食事券が抽選で95名、5口応募者にはダブルチャンス賞(1泊2食ペア宿泊券)が5名・計100名にプレゼントされる。
同キャンペーン実行委員会(杉江俊太郎実行委員長・小樽商工会議所事務局)が主催して2013(平成25)年から始まり、除々に充実させてきた。今年は、新たに北海道後志総合振興局が共催し、昨年から認定した「このおいしさ、しりべし応援店」の加盟飲食店42店舗のうち、34店舗がスタンプ設置場所として新たに加わり、昨年の55ヶ所から93ヶ所に大幅増加した。
これまでのスタンプラリー台紙に書かれた意見や感想をもとに、スタンプ設置施設の営業時間や定休日を台紙に記載し、分かりやすくするなどリニューアルして9万7千部発行。
北海道新幹線の利用客を期待して、新函館北斗駅をはじめとする函館エリアにも配布し、後志の各道の駅や新日本海フェリー船内・レンタカー施設・地元特産品販売施設・イベント会場に随時配布する。
昨年の応募状況は、台紙6万5千部を配布し、応募人数4,393人・応募口数11,367口・スタンプ押印数60,131個・応募率6.7%。札幌圏からの応募が28%と多く、道外からの応募も26%を占め、2015(平成27)年度に比べると9%も増えた。
2015(平成27)年と2016(平成28)年の押印数のトップは、2年連続で道の駅「ニセコビュープラザ」、2位も同じく道の駅「真狩フラワーセンター」、3位は道の駅「名水の里郷きょうごく」が新たにベスト3入りを果たした。
同会議所担当者は、「スタンプラリーを通じて、後志を回り食を楽しみ、魅力を知り、後志のファンになってもらいたい」と期待を寄せ、田中一良副実行委員は、「お客さんからのコメントなどをもとに、観光のレベルアップに繋げ、経済や地域振興となるよう、今年こそ1万人10万個のスタンプを目標とする」と意欲を示した。
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