森井秀明小樽市長が、平成27(2015)年6月に行った管理職の昇任人事が、地方公務員法が規定する職員の能力を実証せずに行ったとして、山田勝麿元小樽市長ら市民数名から同法違反容疑で札幌地検に告発された件について、不起訴処分となったことが3月31日(金)に分かった。
告発者の1人は、「不起訴になった理由はまだ聞いていないが、これから説明があると思う。検察も前例のない事案に相当苦慮したのではないか」と話している。
また、この不起訴を受け森井市長は、「札幌地方検察庁より、平成27年6月に行った人事異動に関する刑事告発について、不起訴処分とする旨の連絡がありました。これまで、私が主張したことが、認められたと思っております。これからも、市民の皆様のために、職員の人材育成の観点で適材適所に努めてまいります」とするコメントを発表した。
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